一方、菅田は「キャストでは無くてもいいですか?」と前置きしながら、「黒沢監督も読めないですね」と一言。カンヌ国際映画祭での帰り道、スタンディングオベーションでの称賛を受け誇らしい気持ちで街を歩いていたという菅田は、「監督が突然振り返って、『こういう時スリに会うんですよ』って。それくらい安心している、という言葉にも聞こえたけど…全然緩んでないな、と。監督の変わらない冷静さに度肝を抜かれましたね」と、巨匠の意外な素顔に脱帽した様子。その後も劇中のシリアスな空気感とは真逆の、キャスト陣の仲の良さが伝わる和気あいあいとしたエピソードが次々に飛び出し、登壇者たちの軽妙なトークに、終始大きな笑いと温かい拍手に包まれた。

その後、約1時間にわたりサウンドバイツを実施し、報道陣の質問に応えながらファンサービスにも真摯に応じた一同。レッドカーペットでのセレモニー終了後、ユナイテッド・シネマ豊洲に移動して行われた舞台挨拶では、遂に日本初お披露目を迎えた上映後の熱気が劇場内に漂う中、キャスト・監督が再集結すると割れんばかりの歓声が飛び交った。

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