「⼈を殺める」という題材を扱いながらも、本作は重たいだけのサスペンスではない。中野監督は、試写を観た知⼈から「⼈間味あふれた、ユーモアあふれるサスペンス」と⾔われたことを明かし、「普通の、ただのサスペンスでは全然ない」と語る。これまで描いてきた“家族とは何か”というテーマに優しく触れながら、サスペンスとしての⾒どころも盛り込んだ作品だという。
坂⼝も、これまで本作を観た知⼈から「⾃分なりの感想を伝えたい」という連絡をもらうことが多く驚いたと明かす。「男性⼥性、年齢、環境を問わず、その⼈が観てくれる瞬間に⼀番届く映画だと思っている」と語りながらも、特定の答えを求めるのではなく、「その瞬間を⾒て、1個この作品のなにか雫みたいなものがきっと⾒てくれた⽅の⼼に残る」映画体験になれば、と期待を寄せている。
ユーモアと愛情を交えながら、観客それぞれの⼼に異なる問いを残していく――。『私はあなたを知らない、』が描くのは、⼈を愛することの難しさと、その先にある“家族”のかたち。坂⼝健太郎と中野量太監督が語る作品の魅⼒を、ぜひインタビュー映像とともに確認してほしい。
坂⼝健太郎×中野量太監督インタビュー動画はこちら https://youtu.be/MfylhRW3VGg